寄り合いひろば

森林と里山の保全・有効活用を本気で考えるブログ
S.P.FARMが提供する当ブログは、 森林を取り巻くさまざまな立場の方々とつながり、森林と里山の保全・有効活用を実現する「寄り合い」の場です。
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企業による日本の森林保全・森林活用動向の調査結果〜「森づくり活動への支援」編
第2回目となる今回は、「森づくり活動への支援」についての動向調査結果についてお伝えします。このカテゴリーは、どのような企業がどのぐらい森林整備・保全活動に対して支援活動を実施しているかについて調査するものです。最も一般的な支援活動とは、森林保全団体や整備・保全活動への資金的な支援といえます。本調査ではそのほかに、物質的支援として苗木の提供と、森林整備を実施する人材育成支援の3つについて取り上げています。

調査項目と評価対象
/肯喟鞍・保全団体および活動への資金支援:支援金額
⊃肯喟鞍・保全団体および活動(個人を含む)への物質的支援:提供した苗木本数
森林整備・活用のリーダー育成支援:育成講座の時間×参加延べ人数

以下、簡単にこのカテゴリーに関する動向調査の結果をご紹介します。
まず、対象の企業245社のうち、74社がこのカテゴリーに当てはまる取り組みを実施していました(※1)。これらの中で最も多くの企業に取り組まれているのは,了餠眦支援活動です。この項目の上位には小売業が多いのも特徴です。また、マッチングギフトや環境商品プロモーションなど社員や一般消費者のアクションと連動して実施する寄付活動もこの項目に含まれ、昨今このような取組みは増加傾向にあります(※2)が、上位企業の多くがこれらの仕組みを活用した取組みを実施していました。
一方で、△良通擇鯆鷆,垢襪海箸膿垢鼎りを支援しようとする企業は数える程しかおらず、本調査における取組み全15項目のうち、最も取組み企業が少ない結果となっています。その点において、今回この項目のトップとなった企業は森づくり活動に取り組む団体、学校や企業にも贈呈する仕組みを取り入れ、苗木の提供という支援活動を活発に行っており、ユニークな取組みといえます。
そして、リーダー人材育成という形の支援活動があります。森林整備には安全管理を含んだ技術の習得が必要不可欠であり、学びや癒しの場としての森林を活用する際にもそのリーダーとなる人には知識やトレーニングが必要になります。昨今、こうした森林整備・活用のリーダーを育成する講座を1日〜5泊6日の期間で実施する企業も増えています。この項目のトップ企業のように、エネルギー関連会社も取り組んでいますが、その多くが電気機器メーカーであることも興味深いところです。

今回の調査における各項目のトップ
/肯喟鞍・保全団体および活動への資金支援:みやぎ生活協同組合/「COOP緑の基金」/「ペコロジーボトルを買ってコープの森に木を植えよう」キャンペーン
⊃肯喟鞍・保全団体および活動(個人を含む)への物質的支援:東京電力/「Co2ダイエット宣言」キャンペーンによる苗木の提供
森林整備・活用のリーダー育成支援:東京電力/教師を対象にした「環境教育研修会」

※1 取組み実績に関して情報を公開し、ステークホルダーとのコミュニケーションを図ることがこれからのCSR活動には重要であるとの見解から、一般に公開されていない取組みは調査対象になっておりません。また、森林保全・整備団体への資金提供活動については、その資金先が明記されていない場合、本調査の評価対象にはなりません。
※2 コラム「企業と森林の関わり方 〜一般市民との協同による寄付編」「企業と森林の関わり方 〜社員とのマッチングギフト編」もご参照ください。
※3 本調査では、日本の森林に関する取り組みを調査対象としています。
※4 本調査では、該当年度(本調査の場合2005年度)のみの取り組みを取り扱いっています。2005年度中に行われていない取り組みは評価対象ではありません。
※5 無断転載はお断りしております。尚、本調査の詳細等にご関心のある方はご連絡ください。
| spfarm | 企業による日本の森林保全・森林活用動向調査 | 17:09 | - | - | - | - |
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