寄り合いひろば

森林と里山の保全・有効活用を本気で考えるブログ
S.P.FARMが提供する当ブログは、 森林を取り巻くさまざまな立場の方々とつながり、森林と里山の保全・有効活用を実現する「寄り合い」の場です。
S.P.FARMは 都市と農村、企業と森林をつなぎ、新しい “森林活用のかたち”をご提案することで、 日本の森林・里山を有効的に活用する新しい社会システムの構築をめざします。
  「企業との連携による森林再生・活用プロジェクト構想」http://www.sp-farm.com/moriduku.html(S.P.FARMのHP内)も是非ご覧ください。
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緑のボランティア活動助成セミナー2018
 去る2月16日(金)と17日(土)の2日間、公益社団法人国土緑化推進機構からの委託で『緑のボランティア活動助成セミナー』を企画運営しました。
 本事業を行うのは実に3年ぶりです。それまではほぼ毎年、緑の募金の助成団体を中心とした活動報告と助成に関する相談会を軸としたメニューで展開してきましたが、報告内容のマンネリ化や参加する方々の同窓会化、さらには参加人数の減少に伴い本事業の位置付けを見直す期間を設けようということで休止していました。その一方で、この3年間においては、森林ボランティア団体の実態を検証する調査と、その調査から見えてきた課題を分析すると共に、その課題に上手く対応している様々な団体の“工夫やアイデア”等を紹介する冊子を作成してきました。

 森林ボランティア団体は、ここ数年、数の面では横ばいを維持するものの、実質は会員の高齢化や新規会員の獲得が共通の課題になっており、新たな市民を継続的な緑化活動に誘導できていないのが現状なのです。そこで今回は、前述した冊子で紹介した団体を含むシニア世代から親子世代までの幅広い層を、新しいコンテンツや従来とは異なる視点で森林づくり活動に巻き込み、主体的に企画運営の担い手となるよう工夫して成果をあげている先進的な活動事例を通して、そのヒントやコツを発見してもらえるようなセミナーにしようということで企画設計しました。

 本事業は『緑の募金』という長い歴史のある事業の一環として行っているものでもあり、新しいことに挑戦することに抵抗を感じる人も少なからずいることから、集客等に若干の不安があったのも事実ですが、ふたを開けてみるとこれまでにない参加者数と、内容に対する一定の評価を得ることができました。また、今回は学生を含む若年層や女性の参加も多く見られ、“森林ボランティア活動”に対する新たな価値などが発表・共有され、森林を保全する活動から利用する活動、さらには森林を通じたコミュニティづくりや教育活動など、森林利用の多様化の時代(転換期)に入ってきていることも確認することができたのではないかと思っています。
そういう意味においては、3年間の調査・検証期間を得た上で、本事業においてそれが確認、またそのような考えを持った方や実際に活動している方々が集う機会を設けることができたことには大きな意味があったのではないかと考えています。
 一方で、森林利用の多様化の時代(転換期)に向けて、『緑の募金』に期待されることやその役割も変わってきていることも事実です。当社が関わらせていただいている『緑の募金』に係る事業はほんの一部であり、できることも限られてはおりますが、今後も『緑の募金』活動の発展に少しでも寄与できるよう努めていきたいと思っています。
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