寄り合いひろば

森林と里山の保全・有効活用を本気で考えるブログ
S.P.FARMが提供する当ブログは、 森林を取り巻くさまざまな立場の方々とつながり、森林と里山の保全・有効活用を実現する「寄り合い」の場です。
S.P.FARMは 都市と農村、企業と森林をつなぎ、新しい “森林活用のかたち”をご提案することで、 日本の森林・里山を有効的に活用する新しい社会システムの構築をめざします。
  「企業との連携による森林再生・活用プロジェクト構想」http://www.sp-farm.com/moriduku.html(S.P.FARMのHP内)も是非ご覧ください。
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2年ぶりのキープ協会での認定森林施業プランナー研修
認定森林施業プランナーを対象とした『提案力ブラッシュアップ研修』が10月25日〜27日の3日間、山梨県の清里にある公益財団法人キープ協会で開催されました。当研修は今後の森林施業プランナーに必要な提案力、その基本となるコミュニケーション力(聴く・引き出す力、わかちあう力、良い関係になる力)とプレゼンテーション力(伝える力、営業する力、説得する力、合意形成を図る力)を高めることを目的とした研修です。キープ協会の協力を得て実施する理由は、五感を通じた学びの場とアクティビティの数が多くその質が高いこと、さらには伝え方の技術(講師力)に長けていることにあります。また、一見林業技術に直接関わらないようなテーマなだけに、これまで行ってきた研修地(主に林業先進地)とは全く異なる環境で行うことで、より研修の成果を高めたいという狙いもあります。

当該研修は、実は2年前にも同様に実施しました。その際は初回ということもあり15名という比較的コンパクト(当研修のテーマと目的達成を考えると適切な人数の範囲)なものでしたが、参加者へのアンケート結果で高評価を得られたこともあり、今回は30名の募集定員が直ぐに埋まるほどの盛況ぶりを見せていました。初日に小海線(清里駅に通ずる唯一の公共交通機関)の大幅遅延というトラブルに見舞われ、プログラムの一部短縮や変更を余儀なくされましたが、スタッフそして参加者の皆さんの協力によって何とか無事に研修を修了することができました。ただ、正直なところプログラムの短縮や変更が無ければもっと参加者の理解度や満足度が高められたと思いますし、予期せぬトラブルに十分に対応しきれていない自分に対しまだまだ力不足であると感じた次第です。

本テーマ(コミュニケーション力やプレゼンテーション力の向上)に係る研修に対するニーズはここ数年急速に高まってきています。その一方で、実施する機会や場所、カリキュラム、テキスト、講師等が不足しているのも事実です。無論、都市部に行けば一般的なコミュニケーションやプレゼンテーションをテーマにした企業(社会人)研修等を実施しているところはありますし、そこから学べることも多いと思いますが、やはりプランナー独自(フォレストワーカーやリーダー、マネージャー、フォレスター等も同様)の立場・役割に即した一歩踏み込んだ“学びのかたち”や“学び方”があるべきだと思っています。

そしてまた、それらを開発・実践していくことが当社に課せられた使命ではないかと自負しております。その一方で、それらは当社だけでできるとも思っておりません。特に大学や林業大学校などの専門の教育機関の協力を得る必要があると考えています。昨今、少しずつですが、そのネットワークも出来てきましたので協力を取り付けながら進めていくつもりでおります。
また、今後は経営力、マーケティング力、会計力、コーディネート力、コーチング力、リーダーシップ力等これからの林業界の発展に資する専門的能力を身につけるための場や機会に対するニーズも高まってくると思います。それらに対応するには、やはり産官学のさらなる連携強化が重要になってきます。林業界を支え、発展させていくのは“人である”ということ再認識し、次のステージにおける人材育成のあり方を早急に編成する必要があるものと考えます。
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