寄り合いひろば

森林と里山の保全・有効活用を本気で考えるブログ
S.P.FARMが提供する当ブログは、 森林を取り巻くさまざまな立場の方々とつながり、森林と里山の保全・有効活用を実現する「寄り合い」の場です。
S.P.FARMは 都市と農村、企業と森林をつなぎ、新しい “森林活用のかたち”をご提案することで、 日本の森林・里山を有効的に活用する新しい社会システムの構築をめざします。
  「企業との連携による森林再生・活用プロジェクト構想」http://www.sp-farm.com/moriduku.html(S.P.FARMのHP内)も是非ご覧ください。
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「第2回JLC伐木チャンピオンシップ2016」の可能性(前篇)
5月21日(土)・22日(日)の2日間、青森県のモヤヒルズ(冬季はスキー場)にて開催された「第2回JLC伐木チャンピオンシップ2016」に参加してきました。参加と言っても競技に出場したのではなく、「緑の雇用」展示ブースの設営と運営に関わったということでの参加です。「JLC伐木チャンピオンシップ」とは、林業の現場技能者(チェーンソーマン)の技術の高さを競うもので、「伐倒」、「ソーチェン着脱」、「丸太合せ輪切り」、「接地丸太輪切り」、「枝払い」の5種目において、種目ごとに設定されたポイントの総計で順位が決まるというものです。ルールはこの競技の世界大会(WLC)に準じており、JLCの大会で優秀な成績を収めた方は、今年の9月にポーランドで開催される世界大会の日本代表選手として出場することになります。競技には全国から31名が出場しました。これは2年前の第1回出場者20名を大幅に上回っており、本大会に対する現場技能者(チェーンソーマン)からの注目度が高くなってきている表れだと思います。
実際に競技に参加した選手に個別に話を伺いましたが、皆さん競技にもまたチェーンソーマンという仕事に対しても、非常に高い意識とプライドを持っているということに感銘を受けました。競技の成績(結果)が良くても悪くても、競技終了後には次の目標、そしてそれに到達するための課題をしっかりと自身の心と頭と体の中に刻み込んでいるのです。皆さん本当に生き生きと輝いて見えました。このような人たちが日本各地でたくさん増え、林業の現場で活躍することになれば林業に対するイメージも大きく変わってくるはずです。「JLC伐木チャンピオンシップ」は、まさに日本のチェーンソーマン、さらには新規就労を目指す多くの方々に夢と希望を与える素晴らしい場、機会になるのだと思います。
ただ、残念ながら、本大会に出場するための費用については個人負担であり、また練習する場所や時間、資材等も必要になってきます。そうなると、やはり彼らが普段従事している会社や森林組合等の協力やバックアップが無いとなかなか参加できなというのも実態としてあるのです。個人的には、自分の会社や森林組合に従事するチェーンソーマンが目標ややりがいを持って仕事ができるようになるのであれば、結果としてその組織にも大きなプラス要因をもたらすものと考えますので、積極的にバックアップしていただければと願うのですが・・・。

いずれにせよ、それぞれ組織の事情はあるとは思いますが、先ずは本大会(次回は2年後の2018年に開催予定)を見に行き、選手の技術と意識、モチベーションの高さを多くの方(特に組織の経営者)に肌で感じてもらうのが一番良いと考えます。そんな先まで待てないという方々は、本大会に出場した選手が普段働いている現場に赴き、仕事ぶりを見つつ話を聞き、是非刺激を受けていただけたらと思います。

林業の現場は確かに危険であり、楽な仕事ではありません。だからこそ、そこに従事する方々の胸が高まるような一瞬、そしてそれが仕事に対する新たなモチベーションとなるような場や機会を創っていくことが、これからの林業や地域を支えていくことに繋がっていくのだと思います。
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