6月下旬、4〜5年ぶりに山梨県の清里にある公益財団法人キープ協会に行ってきました。清里の駅前は、以前にも増して閑散としておりましたが、新緑美しい景観、ピンと張った空気に懐かしさと安堵感が湧いてきました。キープ協会は、日本の環境教育の聖地と言っても過言ではないほどの歴史と実績を持つ団体で、プログラムやアクティビティ、それをインタープリテーションするスタッフのレベルの高さに定評があります。私も、何度もキープ協会のプログラムに参加しましたし、一緒に仕事もさせていただきました。

今回、キープ協会を訪れたのは、これまで常に林業の現場の近いところで実施してきた森林施業プランナー研修を、この地で実施することに向けての打ち合わせのためです。研修のテーマは、これからの森林施業プランナーに必要不可欠な“説明・提案・営業・合意形成能力の向上”で、平成26年度森林施業プランナー実践力向上対策事業の一環として計画しています。
このテーマであれば、場所などどこでも良いのでは?と思う方も少なくないかもしれません。実際に、これらの能力向上のための基本となるコミュニケーションやプレゼンテーションをテーマとした研修が、既に全国各地のプランナー研修等で行われています。しかし、それは数ある研修科目の中の一つに過ぎず、時間も限られ十分とは言えません。研修生からも、このテーマに特化した研修を是非行なってほしいと言う要望も数多くありました。であるならば、最高の環境で最高の講師・スタッフによる徹底した研修を行なおうではないかということで、その舞台としてキープ協会を選ばせていただきました。

キープ協会ではそのフィールドを活かし、自然と人、人と人との関係性、関わりについて五感を発揮させながら感じ、考えさせてくれます。また講師の発言・行動、演出、スタッフの接遇・対応などにもいろいろ工夫があり、そこから学ばせてもらえるものもたくさんあります。まさに人と人との関係、つまりは“コミュニケーションというものを頭だけで考えるのではなく、体験(感)を通じて、肌と心と体で感じ学んでいただけると思っています。勿論、今回の研修の対象者は森林・林業の現場に従事するプランナーですので、学んだことがきちんと現場で活かしてもらえるよう、プログラムの設計・実行については我々も一緒に参画します。森林・林業界において、ここまで特化したコラボレーション型の研修はこれまで行われていないと思いますし、逆に言えば、ようやくその段階に入ってきたのではないかと思っています。
今回のこの研修を、今後の森林・林業の人材育成方法の改革や発展、ひいては森林・林業に従事する方々の専門的能力の向上に繋げていくための布石にしていきたいと考えています。
本研修の詳細等については、8月上旬頃に『森林施業プランナー認定制度ポータルサイト』で公開の予定です。

最後に、現在当社では、上記のような人材育成事業を含め、広く森林や環境保全に資する事業に一緒に取り組んでいただける若手スタッフ(正社員)を募集(中途採用)しています。森林・林業、環境の専門である必要はありません。元気で前向な方であれば歓迎します。自薦・他薦は問いません。ご関心のある方は、当社ホームページ、またはお電話でお気軽にお問い合わせください。
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