寄り合いひろば

森林と里山の保全・有効活用を本気で考えるブログ
S.P.FARMが提供する当ブログは、 森林を取り巻くさまざまな立場の方々とつながり、森林と里山の保全・有効活用を実現する「寄り合い」の場です。
S.P.FARMは 都市と農村、企業と森林をつなぎ、新しい “森林活用のかたち”をご提案することで、 日本の森林・里山を有効的に活用する新しい社会システムの構築をめざします。
  「企業との連携による森林再生・活用プロジェクト構想」http://www.sp-farm.com/moriduku.html(S.P.FARMのHP内)も是非ご覧ください。
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約20年ぶりの屋久島
森林施業プランナー実践力向上対策事業の一環で、3月9日〜3月12日の日程で屋久島に行ってきました。屋久島に行ったのは過去にプライベートで一度だけです。約20年も前のことですが、その時の様々な感動は今でも鮮明に覚えています。樹齢1000年を越す屋久杉のパワーは勿論のこと、島の上層部と下層部の景観と気候の違い、直ぐに変わる天気、時間の進み方、空気の匂い、鮮度抜群の旨い魚等絶えません。その中でも一番感動したのが島の子供たちです。朝、登山に向かう私と会う子供たちすべてが「おはようございます。」と挨拶してくるのです。明らかに島外の人間だとわかっているはずなのに、極々普通に挨拶するのです。自然が豊かで美しいだけでなく、人の心や人間関係なども素晴らしく豊かなのだろうなと強く感じたのを覚えています。故に、私の屋久島に抱く思いやイメージはとても良いものなのです。

そんな屋久島に20年ぶりに降り立ち、仕事に入る前の時間に森林の中を歩いてみました。そして、そこにあったものは20年前と何も変わらぬ感動でした。変わったこととして気づいたのは、森林の中を歩く人が高齢化していることと屋久鹿の数の多さでしょうか。特に屋久鹿については本土同様どんどん増えてきており、島内でも大きな問題になっているのだと後で屋久島森林組合の方から聞きました。

さて、冒頭にも書きました通り今回は仕事での屋久島訪問です。屋久島森林組合が策定した事業計画を具体的にどのようにして実践していくか、さらには島内の林業を今後どのような方向に持っていくのかということについての個別サポートです。森林が島の面積のほとんどを占める屋久島であっても、林業という視点からみると“離島”ということだけでなく、資源(スギを中心とした人工林)そのものの質や齢級構成、所有形態、規模等様々な問題を抱えており、非常に厳しい状況にあります。それでも、屋久島森林組合の役職員の皆さんは、非常に熱い思いをもって組合を、林業を立て直そうと奮闘しています。幸い、屋久島には森林管理局の准フォレスター、鹿児島県庁普及指導担当、屋久島町の林務担当がおり、森林組合をはじめとする林業事業体とも連携を図りながら屋久島の林業再生に向けて取り組み始めたところであり、今後それが成果や実績として表れてくれば、そこを起点にあらたな展開が見えてくると思います。屋久島の林業再生に対する思いは、先に挙げた皆さん全員、さらには組合の理事の方々ともお会いし話したことで、“同じ方向を向いている”と感じることが出来ましたので、必ずや新しい道を切り開いていただけるものと思います。大好きな屋久島ですので、当社としても引き続き何らかのサポートをしていきたいと考えています。
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