准フォレスター研修に参加するため、8月5日から9日まで北海道の小樽に行っていました。東京の猛暑から逃れられるとほのかな期待を抱きつつ、涼しすぎて風邪をひいてしまわないかと長袖のシャツを着て小樽駅を降りました。お昼前の時間帯です。天気はほぼ晴れ。そこで自分の口から出た言葉は「何だ、この暑さは・・・」でした。もちろん東京の暑さと比較すれば十分涼しいとも言えるのですが、やはり暑い。現地の皆さんも「今年は異常だ」とも言っていました。研修最終日は、それほどひどくはありませんがスコールのような雨になりました。小樽滞在中は、残念ながら高原にいるような心地よい夏を過ごすことはできませんでした。

そしてここ数週間、秋田や岩手では豪雨。高知県四万十での猛暑。その他全国各地で“これまで経験したことのないような”という言葉が連呼されるほどの異常気象に見舞われています。報道を見聞きする限り地球温暖化が加速し、それが異常気象の要因になっているようですが、これが本当に世界規模での二酸化炭素の排出量の増加が最大の要因なのか、地球自体のサイクルによるものなのか、あるいは両者の要因が重なって起きているのか、明確な要因や因果関係は分かっていない状況かと思います。とは言いつつも、異常気象そしてそれによる様々な災害が起きているのは事実です。温暖化対策はこれまで以上に強化していくことは重要なことかと思いますが、一方で起こる災害にどう対応すべきかということについて、私たちはこれまであまり真剣に捉えてこなかったのではないかと思います。

自分の地域では起こらない、自分は大丈夫だという油断があるのではないでしょうか。私自身もそうですが、様々な災害や不慮による事故を想定した危機管理能力が備わっているとは到底言えません。自治体も同様で、多くの場合危機管理体制が十分に備わっていないのでは?と思います。ではどうしたら良いのか?・・・結局は個々の意識改革の問題になるのだとは思いますが、それだけではどうにもできないことが多々あります。その場合、やはり地域、つまりはコミュニティを形成し、共同して助け合っていくしかありません。

ひとつあるいはいくつかの目的を持ったコミュニティを形成し、その中でそれぞれの役割を決め体制を構築するということです。定期的に会合等を開き、相互の意識啓発や災害時を見越した訓練等も大切です。去る東日本大震災の教訓から、それぞれの地域で様々なコミュニティが形成されているかもしれませんが、特に都市部においてはまだまだ少ない、定着していないというのが現実なのではないでしょうか?隣近所にどのような人が住んでいるのかわからない。近所付き合いは煩わしいという人たちが多く住む都市部において、この問題に真剣に取り組んでいかなければならないと改めて感じた次第です。
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