寄り合いひろば

森林と里山の保全・有効活用を本気で考えるブログ
S.P.FARMが提供する当ブログは、 森林を取り巻くさまざまな立場の方々とつながり、森林と里山の保全・有効活用を実現する「寄り合い」の場です。
S.P.FARMは 都市と農村、企業と森林をつなぎ、新しい “森林活用のかたち”をご提案することで、 日本の森林・里山を有効的に活用する新しい社会システムの構築をめざします。
  「企業との連携による森林再生・活用プロジェクト構想」http://www.sp-farm.com/moriduku.html(S.P.FARMのHP内)も是非ご覧ください。
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森林施業プランナーが定着
平成19年度から始まった、提案型集約化施業を中心になって実行する森林施業プランナー育成研修が今年で7年目を迎えます。開始した当初は、本施業が多くの研修に参加した林業事業体にとって初めての試みであり、プランナーなる存在、その役割についてイメージしてもらうのも困難でした。故に「この事業は無駄、意味が無い」などと言う方もいたのも事実。しかし昨今、ようやくこの森林施業プランナーが定着し、そのスキルが向上してきていると実感しています。先ず、昨年度から始まった森林施業プランナー認定制度(http://shinrin-planner.com/)で全国393名の方が認定・登録されたということ。認定に関する試験は、一次(筆記)と二次(口述)があり、提案型集約化施業の実績が無いと当然合格はできません。6年かけて393名という数字は決して満足できる数字ではありませんので、今後も認定・登録者を増やしていくことも責務だと考えています。

一方で、プランナー個々の意識、レベルがどうなったかということでの評価も大切だと思います。仕事柄、各地の認定森林施業プランナーにお会いし、話を聞くことが度々ありますが、ここ1、2年は施業の実績はもちろんのこと、プランナーという役割を担うことへの誇り、自信を持って業務にあたっている方が断然増えてきたと実感しています。今後、それらの方々が、地域の、そして所属する事業体のリーダーになってくることは間違いありません。そして、その方々が組織の中で次のプランナーを育成していくことになっていくと思いますし、結果、地域の中でプランナーが加速度的に増えていくことにつながっていくと思います。勿論、そのようになるべく我々もしっかりサポートしていく責任があります。今後、客観的かつ定量的な観点からプランナーの実績等を検証・公開していくことも必要になってくると思いますが、多くのプランナーが不安や課題を抱きながらも切磋琢磨し、自分の仕事に誇りと自信を持って前向きに仕事をしていると実感できたことは、森林・林業分野における人材育成に関わる我々にとっても新たな勇気と使命感を与えられた気がします。

山村振興には、その主体的プレーヤーとして地元の人材の発掘、育成が必要不可欠ですが、まだまだ足りません。また、育成すると言っても社会情勢や経済動向、さらには地域性を見据えて、その内容、スタイル等も進化させていく必要があります。そのかたちを創っていくことこそが今後の我々の重要なミッションであり、これからさらに、いろいろな方々と力を合わせながら取り組んでいきたいと考えています。
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