2011.12.20 Tuesday
今年のふりかえりと来年に向けて
早いもので2011年ももうすぐ終わりを迎えようとしています。
今年も当社のメルマガ並びに寄り合いをご愛読いただきありがとうございました。
この一年を、当社が関わらせていただいた事業という視点でふりかえってみますと、最も多くの時間を費やしたのは森林・林業に係る研修事業でした。森林施業プランナー育成研修、フォレストマネージャー研修、フォレストリーダー研修、准フォレスター研修他、ファシリテーターとしての参加のみならず、研修運営事務局として全国各地を走りまわっていたように思います。
研修事業の中でもっとも印象深かったのは、社団法人国土緑化推進機構から委託された、全国の森づくりに携わる市民団体の方々を対象とした「間伐材利用コーディネーター養成研修」です。
それは、忘れもしません。3月11日。都内の築地市場の前に立つ朝日新聞社ホールで、研修初日の講義の最中に東日本大震災が発生しました。研修に参加された方々は皆無事でしたが、2泊3日で計画していた研修は即中止となりました。地震直後にワンセグで見た岩手や宮城での津波の映像はとてもショッキングで、研修事業でお世話になったこの地域に住む方々の顔が次々に脳裏に浮かんできたことを覚えています。後に、その中のお一方がお亡くなりになったことを聞かされました。とても残念でなりません。
東日本大震災は森林・林業の世界、そして研修事業にも大きな影響を及ぼしました。津波や原発事故で壊滅的な被害を受けた森林組合や民間事業体、製材工場が数多くあり、そのほとんどが復興の目途が立っていません。廃業を選んだ事業体もあります。過去に研修を受け、高い能力を身に付けたにも関わらず転職を余儀なくされ、また、今年度の研修参加を見送らざるを得ない方々や地域が数多くあります。ようやく動き始めた「森林・林業再生プラン」も、この地域においてはマイナスからの出直しです。それでも昨今、山の資源の大半は残っているということもあり、地域社会の復興に向けた林業への取組みが少しずつですが始まってきています。
来年は、この取組みを日本全国の力を借りて加速化させていくことが重要であり、これを実現することで被災地域、さらには日本の林業をよみがえらせるきっかけになるものと信じています。
それを担うのはやはり“人”。企画・設計する人、人と人、地域や様々な事業体をつなぐ人、確かな技術と知識を持って実際に施業に携わる人、このような“人”をどのように育成していくのか、そのビジョンをしっかり固め、今後の人材育成事業の中に反映させていくことが重要です。
当社でも、これまで多くの研修事業に携わることができたという経験と責任において、研修事業における反省点、改善点を明確にし、今後、行政、企業、市民団体それぞれに様々な働きがけを行っていきたいと考えています。
皆様、これからもご支援の程、宜しくお願い致します。
今年も当社のメルマガ並びに寄り合いをご愛読いただきありがとうございました。
この一年を、当社が関わらせていただいた事業という視点でふりかえってみますと、最も多くの時間を費やしたのは森林・林業に係る研修事業でした。森林施業プランナー育成研修、フォレストマネージャー研修、フォレストリーダー研修、准フォレスター研修他、ファシリテーターとしての参加のみならず、研修運営事務局として全国各地を走りまわっていたように思います。
研修事業の中でもっとも印象深かったのは、社団法人国土緑化推進機構から委託された、全国の森づくりに携わる市民団体の方々を対象とした「間伐材利用コーディネーター養成研修」です。
それは、忘れもしません。3月11日。都内の築地市場の前に立つ朝日新聞社ホールで、研修初日の講義の最中に東日本大震災が発生しました。研修に参加された方々は皆無事でしたが、2泊3日で計画していた研修は即中止となりました。地震直後にワンセグで見た岩手や宮城での津波の映像はとてもショッキングで、研修事業でお世話になったこの地域に住む方々の顔が次々に脳裏に浮かんできたことを覚えています。後に、その中のお一方がお亡くなりになったことを聞かされました。とても残念でなりません。
東日本大震災は森林・林業の世界、そして研修事業にも大きな影響を及ぼしました。津波や原発事故で壊滅的な被害を受けた森林組合や民間事業体、製材工場が数多くあり、そのほとんどが復興の目途が立っていません。廃業を選んだ事業体もあります。過去に研修を受け、高い能力を身に付けたにも関わらず転職を余儀なくされ、また、今年度の研修参加を見送らざるを得ない方々や地域が数多くあります。ようやく動き始めた「森林・林業再生プラン」も、この地域においてはマイナスからの出直しです。それでも昨今、山の資源の大半は残っているということもあり、地域社会の復興に向けた林業への取組みが少しずつですが始まってきています。
来年は、この取組みを日本全国の力を借りて加速化させていくことが重要であり、これを実現することで被災地域、さらには日本の林業をよみがえらせるきっかけになるものと信じています。
それを担うのはやはり“人”。企画・設計する人、人と人、地域や様々な事業体をつなぐ人、確かな技術と知識を持って実際に施業に携わる人、このような“人”をどのように育成していくのか、そのビジョンをしっかり固め、今後の人材育成事業の中に反映させていくことが重要です。
当社でも、これまで多くの研修事業に携わることができたという経験と責任において、研修事業における反省点、改善点を明確にし、今後、行政、企業、市民団体それぞれに様々な働きがけを行っていきたいと考えています。
皆様、これからもご支援の程、宜しくお願い致します。